国産シャポン去勢鶏 お取り寄せまとめ

国内唯一の去勢鶏

フランス・イタリアでは超高級鶏のシャポン。

シャポンとは去勢した雄鶏で、地鶏よりも飼育期間が長い鶏。

そんな去勢鶏を日本で唯一生産している農場の商品です。

去勢鶏のタタキ

 

去勢鶏丸ごと一羽(中抜き)

 

去勢鶏一羽丸ごと(各部位バラシ)

シャポン・去勢鳥とは

「シャポン(chapon)」とはフランスの呼び名で日本語では「去勢鶏」を意味します。

フランスやイタリアでは知名度がありますが、超高級品な上、生産量が少ないことからシャポンという名前は知っていながら、口にする機会はめったになく、「肉の宝石」とも呼ばれることも御座います。

日常で口にする鶏肉は若鶏で、孵化2か月ほどで出荷されます。

その理由は、本来、食用鶏は生後5~6カ月で成鳥になりますが、雄が成鳥になると闘争本能が芽生え、ケンカをしてしまうことや、飼育費用という現実問題で若鶏の状態で性別関係なく出荷されます。

地鶏では有名な名古屋コーチンや比内地鶏は孵化5~6か月と通常の鶏より2~3倍の飼育期間で出荷されますが、雄鶏は喧嘩をしてしまうので雌鶏よりも1~2か月ほど早く出荷されます。

また余談ですが5~6か月までは雄鶏も雌鶏も味に差はないという見解も御座います。

シャポーンは名の通り去勢をしているため、雄同士で飼育しても喧嘩をしないので、通常では不可能な雄鶏の長期飼育が可能となります。

また、雄鶏は孵化6か月ほどから性成熟を始め、肉に雄々しい熟成をもたらし、通常の若鶏はもちろん、地鶏にもない肉感を得ます。

日本で唯一のシャポン養鶏場 龍治農場

これまでシャポンは世界的に絶品とされながら日本で生産されなかったのは、その去勢技術の難しさや、長期飼育による手間や費用から誰も手を出しませんでした。

しかし鹿児島にて、諸木逸郎氏が日本での去勢技術を確立し、氏の甥である上山龍治氏が去勢技術を継承し、飼育の成功に4~5年の試行錯誤を重ね、ついに国産初となる去勢鶏の養鶏を鹿児島は大隅半島にて確立しました。

こだわりは「去勢」のみにとどまりません

鶏は国産銘柄鶏の定義の在来鶏で、地鶏の作出に多く用いられ、三大地鶏の薩摩地鶏の交配もに用いられる「黄斑プリマスロック」を使用

餌は鹿児島大隅半島の恵まれた自然環境から育つ地元素材から飼育餌(ねぎ・からいも・米ぬか・ちりめん)を研究を重ねた独自の配合

平飼いで鶏にストレスを与えずのびのび育ち、その飼育期間は地鶏よりも長い7~8ヶ月

そして黒毛和牛・黒豚・薩摩地鶏や黒薩摩地鶏と多くの高級食肉を生み出す「鹿児島」という土地

このように鶏・環境・餌・飼育期間すべてに細心の配慮し、出荷時期を迎えた鶏は、雄として性成熟をむかえ旨みも脂も熟成した、去勢鶏というこだわりだけでなく、「鶏」としても最高品質を生み出しております。

去勢され、最高の状態で育った「味」

全てにおいて手間と時間をかけた雄鶏肉は、これまでの鶏にはない熟成された雄々しく力強い旨みが、舌を、口中を駆け巡り、感動をもたらせてくれます。

肉質は非常に弾力があり、噛めば噛むほど雄鶏肉の本来の味と甘味が舌に感動をもたらします。

そして特筆すべき去勢鶏特有のレモン色の脂は、喉に追いやるのをいつまでも躊躇ってしまうほどの、上品かつ力強い旨みと甘味を口の中に与え続けてくれます。

もちろん鶏特有のくさみは御座いません。

そして、もつやガラに至るまで、余すところなく最高の味わいです。

国産なので「安心・新鮮」

世界的に有名なフランスの「ブレス産シャポン」は日本で手に入れようとすると国外からの空輸なので1羽あたり3~4万円ほどになり、さらに希少ながら食通には人気があるので輸入待ちなどで滅多に手に入りません。

フランス国内でもシーズンによっては1羽あたり2万円ほどし、予約待ちで手に入る事は難しい場合もあります。

フードセラーでは龍治農場様と直接契約をさせて頂いておりますので1羽あたり1万円を大きく切ってのお届けが可能となりました。

受注を受けてから加工の為、新鮮な状態でお届けいたします。

また、飼育が難しいことから生産量が少ないのでバラ売りは御座いません。

しかし、一羽丸ごとお召し上がりいただく価値は十二分にあります。

是非とも国内唯一の「龍治農場シャポン」をお召し上がりください。

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