神戸牛は「神戸ビーフ」として世界でも有名!!

神戸肉流通推進協議会 牛肉の豆知識

神戸牛は世界的にも有名な高級食材

神戸肉流通推進協議会

今や寿司(Sushi)と並んで世界に誇れる日本の料理と言えるのが神戸ビーフ。

海外の大統領やミュージシャン、ハリウッドスターなども神戸牛を食べるのが楽しみと発言するほど。

その神戸ビーフの魅力について迫ってみましょう。

神戸ビーフの基準とは

神戸ビーフは兵庫県の北部の但馬地方で育った但馬牛の中でも、厳選された牛のみ。

※但馬牛についてもっと詳しい内容は但馬牛とは最高級牛肉の元祖!にて記事にしています。

いくつかの条件があって、その基準の満たしているもののみに神戸ビーフと名付けられます。

その基準とは未経産牛、去勢牛、肉質等級と脂肪交雑の値が6以上、歩留A、B等級という条件を満たした牛になります。

関連記事⇒神戸牛はどのように分類されてるのか

特に脂肪交雑がポイント

いくつかの条件の中で、脂肪交雑が判断の分かれ目となるケースが多くなっています。

しっかりと飼育されないと脂身の分配が霜降り状に綺麗に分布されないのです。

そのため、各農家ではいかに脂肪交雑を高品質なものにするか考えながら飼育しているんです!

 

保水性に優れた特性が海外でも受けている?

保水性というのは肉に閉じ込められた水分が外部に流出しない力のこと。

牛肉の保水性

例えば生肉を強く押しても肉汁が出ないような肉は保水性が高いということになります。

保水性が高いことの利点とは

保水性が高い牛肉の方が、肉のうまみをしっかりと閉じ込めていると言えます。

肉は過熱することでタンパク質が変性し、水分が分離されます。

つまり保水性が高いほうが、加熱した後に肉汁がたっぷりと感じられるというわけ!

保水性が高くてBMSが高い

保水性の高さにプラスして、霜降り具合の値を示す牛脂肪交雑基準がとても高いです!

普通の牛肉と断面図を比較してみると、その差は歴然。

白い脂肪分がこまめに配布されているのかよくわかります。

赤身の多い海外の牛肉では、こういった牛肉は珍しいのかもしれませんね。

神戸ビーフが海外でも受けている要因は牛脂肪交雑基準の高さにもありそうです。

 

海外でも神戸ビーフが食べられている?

今や日本だけでなく海外からの評価も高まり、神戸ビーフを輸出するまでに至っています。

実際に神戸ビーフの認定を行っている神戸肉流通推進協議会でも海外での輸出実績が掲載されています。

どの国で食べられている?

今やアジアやヨーロッパなどの各地域で神戸ビーフが輸出されています。

具体的にはシンガポール、タイ、イギリス、フランススイス、ドイツ、ロシア、アメリカ、香港など。

非常に多数の国に好まれているんです!

これらの国は神戸ビーフの味を認めているということになりますね。

希少価値が神戸ビーフの魅力の一つ!

海外でも親しまれている神戸ビーフですが、何と言ってもその希少価値がブランド力を上げていると言えますね。

日本全体の牛肉の消費流通量の中で神戸ビーフは、なんとわずか0.06%!

希少価値がおいしさに輪をかけて、人気を生み出しているといえるかもしれませんね。

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