常陸牛(ひたちぎゅう)とは

公開日:  最終更新日:2016/12/14

常陸牛

常陸牛は茨城県内で飼育され、年間4200頭出荷されている高級黒毛和種です。

日本食肉格付協会枝肉取引規格にて歩留等級がAかB、肉質等級が4か5の評価が必要です。

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常陸牛の産地

古来には常陸国(ひたちのくに)と呼ばれ、農業が盛んな地域でした。

肥沃な土と山や川に恵まれた良質な水の恩恵を受け、多くの食材を生み出してきました。

年間を通して温暖な気候のため天災による被害も少なく、様々なものが育ちやすい土地です。

質の良い食材と大地は、牛が育つにも適していたため、銘柄牛「常陸牛」が誕生したのです。

常陸牛の歴史

常陸牛の歴史は古く、天保3年の現在の水戸市にて黒牛の飼育を開始したとの記録があります。

昭和51年に茨城県産牛銘柄確立推進協議会を発足し、茨城県産の「常陸牛」が命名されました。

翌年には茨城県常陸牛振興協会を設立し、常陸牛のブランド化が進められました。

東日本大震災により売上が低迷したこともありましたが、現在では回復の兆しがみられています。

平成26年にはベトナムへの輸出が決まるなど、海外への出荷も積極的に進める方針です。

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常陸牛の肉質

きめ細やかな肉に美しい霜降りが入った、牛肉独特の旨味と風味が特徴です。

常陸牛は他高級和牛同様に、ステーキはもちろん、肩ロースはすき焼きがおすすめです。

常陸牛の産地証明書

常陸牛の産地を証明するものは枝肉の刻印のみでしたが、証明書が発行されるようになりました。

これは買参人等からの要望や、銘柄牛としての更なる確立のために作られた書類です。

常陸牛1頭1頭に1枚ずつ発行されるため、食肉市場からの評価も高まりました。

個体識別番号と常陸牛である証が添付されることにより、信頼度の高い銘柄牛を提供できるのです。

常陸牛の飼育法

茨城県にて指定された生産者が黒毛和牛の子牛を20ヶ月から25ヶ月間かけて飼育を行います。

厳しい基準によって選ばれた子牛に良質な餌を与え、充分な運動をさせて育てあげます。

飼料によって質の良い脂肪と筋肉を作り、運動にて強い骨格を作り上げるのが目的です。

飼育が後半期間に入ると運動を抑え、出荷に備えた肉質を作る期間に入ります。

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