未経産牛は未出産の牛のこと。今はほとんど未経産牛?

公開日:  最終更新日:2016/12/14

未経産牛について

未経産牛

画像出典:高知県HP

未経産牛は出産を経験していない牛を指します。

逆に出産を経験している牛は経産牛。

日本の牛肉市場では、ほとんどが未経産牛となっています。

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なぜ未経産牛が多い?

単純に経産牛よりも未経産牛の方が肉質が良いからです。

人間で考えてみても、出産を経験した人より若い人の方が筋肉に弾力があり、引き締まっています。

それと同様に、牛も出産前の方が非常に肉質の優れた牛肉が出荷されるというわけです。

経産牛も多少は存在

ただし、経産牛が市場に全く出回っていないというわけではありません。

そのまま生肉が出荷されるというケースは少ないですが、加工品としての利用は今でも行われています。

具体的には、ソーセージやハム、ベーコン、サラミ、ビーフジャーキーなどがあります。

 

未経産牛とそれ以外の肉質の違いとは

日本で日常的に出荷されているお肉は未経産牛の雌牛が中心です。

そして、もう一つが去勢された雄牛です。

雄牛に比べて未経産牛の雌牛の方が不飽和脂肪酸が多く含有されています。

不飽和脂肪酸が多いと何が良い?

不飽和脂肪酸が多く含有されていると融点が低くなります。

つまり、それだけ口どけが良く、口の中であっという間にとろけるような感触を味わえるということです。

口の中でいつまでも残って、なかなか噛み切れないお肉とは全然違いますよ!

霜降り具合も最高!

そして、口どけが良い要因として挙げられるのがサシの細かい脂肪分。

決して脂っぽさを与えるのではなく、細かなサシとなって脂が入っているので食べやすさ抜群!

焼いても、とろけるようなジューシーさが溢れるのはこのためです。

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有名牛肉も未経産牛!

日本で有名なブランド肉として挙げられる松阪牛。

松阪牛の定義としていくつかの規定があり、その一つに未経産牛の和牛ということが挙げられます。

柔らかさに定評のある松阪牛はそれ以外の肉を認めていません。

神戸牛も!

今や海外でも知名度が上昇している神戸ビーフも未経産牛、もしくは去勢牛のみとなっています。

神戸牛は肉質等級や脂肪交雑、歩留等級などさらに細かい規定があります。

神戸牛とはどんな黒毛和牛?

ブランド牛肉の必須要項

このように未経産牛はブランドとして認められているお肉の一つの基準となっています。

硬いお肉よりも柔らかいお肉を食べたいという人は、意識的に未経産牛を選んでみましょう。

ちなみに過去に経産牛をユッケとして出した飲食店で食中毒事件が発生したことも!

安全面を考慮しても未経産牛のほうが優れていることが分かりますね。

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