鹿児島の武士は六白黒豚で脚気知らずだった?!

公開日:  最終更新日:2017/08/27

武士と六白黒豚

鹿児島の黒豚は「純粋バークシャー種」です。

これは、明治時代にイギリスから輸入され、鹿児島の豚と交配させたもの。

今では鹿児島の黒豚というと高級ブランドとして市場に出ていますよね。

鹿児島の黒豚の魅力って何でしょう?

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六白黒豚とは?

バークシャー種の豚は黒豚ですが、顔の真ん中と尻尾と手足6箇所が白いというのが特徴です。「六白」と言われるのはそのためです。

そして白豚と比べて小型です。

いわゆる白豚は子牛と同じくらい大きいものもあります。

それを柵で囲って飼育していますのですが、黒豚は放牧のような形で飼育しています。

ですから身がしまって肉質がいいのです。

さらに黒豚の脂肪は白豚と比べてリノール酸が多く含まれています。

つまり脂肪の沸点が低いので口どけがいいのです。これも黒豚の特徴の一つです。

六白黒豚の歴史(1)

薩摩藩の武士が脚気にかからなかったという話はご存じですか?

戦国時代から江戸時代にかけて日本は肉食をしてませんでしたが、薩摩藩だけは豚肉を食べていました。

琉球豚と地元の豚を掛け合わせたり、南蛮船が積んできた豚を買い取って飼育したりして食用にしていたのです。

鹿児島の土地は火山灰が堆積したものでサツマイモ以外の作物栽培にはあまり向いてなかったのですが、そのサツマイモが豚のえさになっていたので薩摩の人たちはイモと豚を食べていたといわれています。

薩摩藩の武士が脚気にかからなかったのはこの黒豚に含まれているビタミンB1のおかげなのです。

戦国~江戸時代の薩摩藩の武士は体格がよかったと伝えられています。

明治維新を成し遂げた偉人の中に薩摩出身者が多かったのも納得ですよね。

六白黒豚の歴史(2)

戦後になり、高度経済成長の時期になると大量生産大量消費を良しとする風潮になりました。

鹿児島でも飼育に時間のかかる黒豚よりも成長が早い白豚が生産されるようになりました。

しかし、鹿児島の黒豚は都会の飲食店では人気があり、一部の生産者のみで飼育ていたのです。

やがてバブルの時代、グルメブームに黒豚が乗っかりました!

黒豚の美味しさが口コミで伝わり、県内でも黒豚を飼育する農家が増えてきました。

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六白黒豚オススメのメニュー

脂肪にコクがあり、口当たりもいい六白黒豚、その風味を生かすレシピの双璧は

「豚しゃぶ」「トンカツ」です!

しゃぶしゃぶといえば普通は牛肉ですが、六白黒豚は臭いが少ないので豚しゃぶとしても美味しく召し上がれます。

トンカツはサクサクしているのに口に入れると肉汁がじわーっとお口に広がるのがなんともたまりませんよ!

いかがでしたか?ぜひ鹿児島六白黒豚をご賞味ください。

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