SPF豚とは品種名じゃなく、特定の病原体を持たない豚のコト

公開日:  最終更新日:2017/08/27

SPF豚について

spf豚

画像出典:日本SPF豚協会

SPF豚というのは、何かの品種を表している名前ではありません。

SPF豚は英語表記で「Specific Pathogen Free」。

日本語で言うと、「特定の病原体を持っていない」という意味を表します。

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SPF豚はどんな豚?

SPF豚と呼ばれるのは健康な飼育システムで育てられている豚全般を指します。

つまり、ランドレース、大ヨークシャー、デュロックなど、どの品種にもSPF豚が存在します。

ランドレースとは大体の日本人がイメージする豚!

ヨークシャーとは純粋種がほとんどいない貴重な豚!

デュロックとは米産の赤い豚!

どんな育て方をしている?

SPF豚だからと言って、どこか特別な場所に隔離されているわけではありません。

普通の豚舎で飼育されています。

ただしウイルス感染などの発症を防ぐために防疫体制は、より一層厳重になっています。

ちなみに日本でSPF豚として認定されているのは10%足らず。

非常に少ない割合となっているので、その分希少価値は高いです。

SPF豚の特徴とは?

SPF豚は指定された病原体を持っていない豚を指しています。

具体的にはマイコプラズマ肺炎、オーエスキー病、豚赤痢、萎縮性鼻炎、トキソプラズマ感染症の5つ。

このような疾病を起こしていない豚をSPF豚と呼んでいます。

無菌とは違う?

SPF豚は無菌豚というよりも健康な豚というイメージです。

健康な人間でも善玉菌などの菌が多少、体にありますよね。

それと同様にSPF豚にも悪影響を及ぼさない程度の菌は存在します。

薬剤の使用が少ない豚

徹底した衛生管理の下、育てられているので抗菌性薬剤等の使用はほぼ行われていません。

それだけ豚の体内に薬剤が残留している可能性は少ないので、より安全性の高い豚といえます。

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SPF豚の肉質とは

健康な豚であるSPF豚は筋繊維がとても細かく、保水性に優れています。

豚肉の保水性について

歯切れが良いですし、ジューシーさを感じさせてくれますよ。

衛生上、安心感があるというだけでなく、歯ごたえや食べやすさにも優れている豚肉です。

生で食べるのは厳禁!

いくら菌の滞留が少ない豚とはいえ、生で食べるのは禁物です。

必ず茹でたり、焼いたりなど加熱しないと感染症の可能性もなくはありません。

「豚肉はよく焼かないと危ない」なんて言われますが、それはSPF豚についても同様です。

購入時にチェック!

購入時に「日本SPF豚協会認定農場産」のシールが貼られているかチェックしましょう。

このシールが貼られているものは、安全性の高い農場から出荷されたという証。

近年は肉質だけでなく、安全性も重視する消費者が増えました。

こういった安心感を持って食べられる豚肉を選択したいですね。

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