褐毛和種とは

公開日:  最終更新日:2016/12/14

褐毛和種(あかげわしゅ)とはどんな牛?

一般的にイメージされる牛といえば、白と黒の斑点模様の牛、あるいは黒毛和牛が多いでしょう。

褐毛和種はそういったものとは違い、毛の色が茶色や淡い褐色をしている牛を指します。

毛並みだけで言えば、馬などに近いかもしれません。

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特徴とは?

褐毛和種の特徴としては、中躯と後躯がしっかりしていて、肉がたくさんついていること。

そのため、枝肉歩留が良く、産肉能力(肉の取れる量)が他の牛より高いんです!

枝肉歩留とは、骨や臓器など肉以外の部位を省いた割合です。

体格的にも、黒毛和種よりもちょっと大きいです。

何を飼料としている?

地域によって異なりますが、褐毛和牛で有名な熊本では、阿蘇の恵みを活かした飼料が中心!

主な飼料として穀類の大麦や小麦、おから、米粉などを食べています。

熊本産の褐毛和牛は阿蘇の食材が多くなっています。

 

褐毛和種はどのように生まれた?

褐毛和種は、もともと熊本と高知で飼育されていた品種にシンメンタール種を交配させた牛です。

シンメンタール種と交配させたのは、朝鮮牛が土着化した阿蘇牛や矢部牛などと言われています。

誕生したのは明治から大正にかけてなので、歴史のある品種と言えます。

現在の飼育数とは

現在日本では、肉食用として流通しているほとんどが黒毛和牛です。

そのため、褐毛和種の割合はかなり減ってきているんです。

数でいうと、大体2万から2万3000程度と言われています。

今後、絶滅してしまうことはある?

日本で流通しているほとんどが黒毛和種で、それ以外は輸入牛に頼っているのが現状です。

なんと褐毛和種の割合は、市場で1%未満・・・。

それでも熊本や高知などは伝統的に引き継がれている品種なので、今後も絶やさず継続していくことでしょう。

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褐毛和種はどんな肉質?

流通している数が少ない褐毛和種ですが、他の牛に比べて赤身が多いという特徴があります。

ただ筋線維はそこまで細かくないので、脂肪交雑具合では黒毛和牛には劣ります。

好き嫌いが分かれる?

褐毛和種は、「赤身部分が多い肉が好き」という人に向いているお肉です。

柔らかさや口溶けでは黒毛和牛に劣りますが、歯応え、肉本来の食感では十分な肉質です。

ヘルシー志向や脂肪を好まない人には、向いている肉質と言えるかもしれませんね。

こんな栄養素も含有!

褐毛和種には、多くの栄養素が含有されています。

ビタミンB1やビタミンB2、カルシウム、鉄分、タウリンが豊富です。

牛肉の中ではコレステロールの低い肉なので、ダイエット中の方にもおすすめですよ。(もちろん部位にもよりますが・・・。)

希少価値のある牛肉を食べてみたいという方はぜひ、褐毛和種をチェックしてみてくださいね。

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