日本短角種とは

公開日:  最終更新日:2016/12/14

日本短角種(にほんたんかくしゅ)ってどんな牛?

日本の牛の中で数少ない品種と言われる日本短角種。

その数は年々減る一方で、外国産の牛肉の波に押し寄せられている現状があります。

ただ、知る人ぞ知る赤身で実は定評がある肉ということを皆さんご存知でしょうか!

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もともと人気が高かった日本短角種

最近はサシと呼ばれる脂肪が入っている方が美味しい肉というイメージが定着してしまいましたね。

でも、もともとお肉って脂肪が多いと嫌がる人が多かったはずです。

この日本短角種は、そういったお肉とは反比例した赤身が中心の品種です。

こんなに良質なお肉が減ってきてしまったのは残念ですねぇ・・・。

なんで減ってきちゃったの?

日本短角種は、放牧による低コスト生産が可能な品種で、酪農経営の使用不可欠な品種でした。

「肉も美味しい、農家も育てやすい」という理想的な品種にも関わらずその数は、年々減る一方。

それは安価な外国産の影響が最も大きいといえます。

80年代は3分の1にも満たなかった牛肉輸入量が今では、半数以上が外国産で占められているんです。

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日本経済も影響している?

景気の良かった90年代は、とにかく量や値段よりも質が良いものが好まれる傾向にありました。

しかし、景気が悪くなるにつれて高い肉よりも安い輸入肉を消費者が好む傾向に。

そういった背景もあり、日本短角種のようなやや高額で良質な牛は重宝されなくなってしまったんです。

それでも根強い支持を集めている

ただ、やはり質の良い日本短角種が完全になくなってしまったわけではありません。

今でも東北を中心に特産品として扱われるほど!

岩手の料亭では「赤べこ」と呼んで、日本短角種のステーキを振る舞うところも存在します。

どのぐらいに存在する?

現在、日本短角種は東北や北海道を中心に7000頭ほどいるといわれています。

そのうちの8割から9割ほどが岩手県。

口の中でとろける感触とは違いますが、お肉の旨味をしっかりと感じられる赤身が魅力です。

 

一度食べたらやみつき?

霜降り牛肉も確かに美味しいですが、中には、「脂っこいかな」と感じる人もいるでしょう。

脂臭さを感じず、お肉本来の歯ごたえを感じさせてくれるのは、むしろ短角牛です!

ヒレやサーロインのステーキは最高

焼く前の段階のお肉を見ると、より理解しやすいのですが赤身部分が大半を占めています。

まさに「肉感」というものを、とても感じさせてくれる品質です。

赤身が多い方がアミノ酸を多く含有していて、栄養価的にも優れています。

脂身は味がしない?

肉の美味しさは、肉汁などのジューシーさに惑わされがちですが、実際は赤身がポイントです。

たんぱく質を壊し、アミノ酸を摂取できる赤身の方が明らかに旨み成分が閉じ込められています。

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