鹿児島の黒豚の味が絶賛される理由とは!?

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鹿児島の黒豚がおいしい理由

鹿児島の黒豚が全国的にも高品質と言われるのも理由ががあります。

その中でも大きな特徴を紹介していきます。

お肉の繊維が細かい!

鹿児島の黒豚は豚肉の中でも繊維がとても細かいのが特徴です。

一般的な豚の繊維は90から100ミクロン。

それに対し、黒豚のバークシャーは80前後。

繊維が細かいと、それだけ味の肉への浸透性の違いが出てきます。

味が浸透しやすい!

さっと、しゃぶしゃぶでタレにつけるだけでも、浸透度は抜群です!

あっという間にお肉の中に味が染み渡るという訳ですね。

そしてバークシャーの黒豚は筋繊維が多いことでも有名。

繊維が細くて、繊維自体の数は多いということが黒豚の魅力です。

つまり、味が染み込むスペースが繊維の中に非常に多いということが言えます。

ハンプシャーなどの豚肉を食べて、噛み切れないといったことが経験としてあるかもしれません。

黒豚ならそのような事は一切なし!

フォークを使わなくても、簡単に噛み切れるほどの柔らかさ。

トンカツや、ステーキでも柔らかさを感じることができますよ。

どうしても筋繊維の太い肉だと焼くと、さらに硬くなってしまいます。

しかし、黒豚なら焼いても柔らかさをキープすることができ、その差は歴然です!

 

黒豚の魅力は融点の高さ

黒豚を食べる時は、何かしら調理をすることになりますね。

マグロのように生で食べることはありません。

マグロのように刺身状で食べるものは融点が低くて問題ありません。

口の中でとろけるような食感を得られて、衛生的にも問題ないからです。

ベストな融点!

しかし、豚肉のように調理が必要とするものは融点が高い方がベスト!

融点が低いと加熱した時にベタベタした感触で美味しくありません。

融点が高いと、調理がしやすく美味しく食べることができるというわけです。

黒豚の融点は40度から50度程度と言われています。

調理して食べると程よく溶解し、最高の口当たりが実現してしまうということなんです!

 

アミノ酸の含有量が多いのも特徴!

黒豚のバークシャーは他の豚よりも多くのアミノ酸を含んでいます。

味の旨みを引き立たせるにはアミノ酸の存在が重要です。

アミノ酸が増えることで旨味成分が分泌され、さらに美味しく感じられます。

よく、お肉や乳製品などで「熟成期間が長い」ということをアピールしているものがありますね。

それは熟成を重ねることでアミノ酸の成分のグルタミン酸が増えることが要因です。

歴然のアミノ酸量!

このアミノ酸が、鹿児島の黒豚には、もともと多く含有されているという特徴があります。

実際に黒豚はハンプシャーやランドレースに比較しても、そのアミノ酸量は歴然!

一般的な豚のアミノ酸は80%から90%程度の含有量。

それに対し、バークシャーは90%以上のアミノ酸含有率を誇っています。

口の中に広がる感触は、このような秘密が隠されていたというわけです!

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